幸村の雪待日和

ゆきむらゆきまちのぶろぐ

「ディオニューシア」について

(Ⅰ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3124266

(Ⅱ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3231112

(Ⅲ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3370655

(Ⅳ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3507000

(Ⅴ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3660934

(Ⅵ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3877197

(Ⅶ)http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3877253

「ディオニューシア」は艦これの二次創作小説です。

 このエントリでは本編で説明不足だった部分について補完しておきたいと思います。まあ裏設定だと思ってお聞き流しください。

 

1.本作に登場する艦娘の艦隊編成は以下の通りです。

 横須賀鎮守府第一艦隊

  伊58/島風雪風/酒匂/長門/陸奥

 横須賀鎮守府第二艦隊(※あたごは海上自衛隊所属)

  金剛/比叡/榛名/霧島/摩耶/筑摩/※あたご(那智及び利根が乗艦)

 呉鎮守府第一艦隊(※巻雲は横須賀所属)

  大和/武蔵/翔鶴瑞鶴/瑞鳳/※巻雲

 ディオニュソスについては本編に書いたとおりの代物です。

 

2.世界観について。

 本作及びゆきむらゆきまちの艦これ二次創作では艦娘にLayered Fleet Girlという単語を当てております。艤装は結合・融合するものではなく纏うもの、という考え方です。素体としての人間が艦霊が実体化した艤装を纏うことでマンサイズの艦娘となり、またスタンド的な擬似実体として艦そのものを顕現させます。アルペジオの逆と考えてもらえばわかりやすいかと思われます(艤装展開時は素体の身体も強化されています)。

 海上における実艦化においては海水(というか塩)を触媒として用いています。このへんは「仙術超攻殻オリオン」とか読んでください(ぶっちゃけた)。

 深海棲艦(Deep Sea Fleet)も同様の形態をもって戦います。ただし実艦化した際の形は今のところあまりきっちりは考えていません。一応、ゲームにおける艤装部分が巨大化して軍艦に近い形になったようなものと想像しています。

 ディオニュソスが行ったように、実艦化の際レイヤー透過度は調整可能です。しかし、艦娘と深海棲艦の戦いではお互いガチ殴りになるので当然百%実体化して戦っています。

 艦娘と現代艦を同時運用することは少なくとも深海棲艦との戦いでは考えられていません。現代艦の兵器は艦娘の兵器と重合させない限りダメージを与えられず、一方で深海棲艦の兵器は当たりさえすれば容易に現代艦を破壊します。

 深海棲艦に艦体(あるいは艦霊)のデータが渡ることを人類側は最も恐れているので、前線で戦わせようという考えがないのです。これは鎮守府の組織と既存の海軍や自衛隊との間に溝を生む理由ともなっています。しかし、これも今後変わってくる可能性はありますが。

 提督はエピローグで巻雲がうだうだ言ってる通りのキャラです。艦霊が存在するように荒御魂もあの世界には存在するのでしょう、きっと。

 あと細かいところは適当に(

 

3.そんな感じで。

 難産なお話でしたが、それなりに愉しく書くことができました。酒匂の造形は結果として原作のゲームとは大きく異なるものとなりましたが、作者的には個体差ということですませたいと思います(えっ)。テンションの低い呑んだくれであるこの酒匂さんはわりと好きなキャラなので、機会と天啓に恵まれればまた書いてみたい気はします。

 ではまた、どこかの世界で。